生活訓練事業所の研修プログラム
ゆっくりと自分のペースで社会復帰を・・

生活習慣を身につける・他者との交流・自己覚知などを支援する場所

• 生活習慣を身につけるためのプログラム

  • ・決められた日、時間に来所
  • ・日常生活チェック
  • ・社会生活力プログラム
  • ・軽スポーツ、ウォーキング
  • ・買い物
  • ・調理レク

• 他者との交流のためのプログラム

  • ・日中のコミュニケーション
  • ・手工芸
  • ・輪投げ
  • ・ダーツ
  • ・リラクゼーション
    （皆で癒し系音楽を聴きながらリラックス）
  • ・オセロ

• よりよい人間関係をつくるためのプログラム

  • ・社会生活力プログラム
    （健康管理、よい対人関係について等）
  • ・SST（社会生活技能訓練）

• 自己覚知のためのプログラム

  • ・服薬についての勉強会
  • ・苦手なストレスの対処法についての勉強会
  • ・WRAP
    （元気回復行動プラン、楽しいいと感じる事、調子が悪い時にどの様な対処が効果的な確認）

• 一日の流れ

  • 【10:00】
    朝のミーティング（予定確認等）・フリータイム（自主活動・雑談等）
  • 【12:00】
    昼休憩・昼食・フリータイム・個別相談
  • 【13:30】
    プログラム（不参加の方はフリータイム）
  • 【15:00】
    片付け・終わりのミーティング（一日の感想、その他連絡事項）
  • 【15:30】
    活動終了・送迎

• 研修プログラム

  • ・交流の場の提供
  • ・調理の練習
  • ・茶話会
  • ・グループミーティング
  • ・WRAP（元気回復行動プラン）
  • ・社会生活力プログラム
  • ・スポーツ
  • ・手工芸

みなさんの多くの希望にお応えできるよう、専門スタッフが心を込めてご支援いたします。

1、相談・見学

お電話でもご来所でもまずはご相談ください。
来所いただいて施設内を見学していただく事もお勧めしています。

2、区役所に申請

区役所にある「あんしんすこやか係」にて、障害福祉サービス（生活訓練）のために「当施設（リカバリーセンター かなで）に行く」ことをお伝えください。 プログラムは相談支援専門員のプランや、自分で作るセルフプランなど、かなででコーディネートいたします。

3、受給者証発行

区役所への申請から約1～2週間で受給者証が発行されます。
申請が終わった時点で、当施設との利用契約を行いますが、受給者証が届いていない状態でもご利用開始できます。

4、生活訓練の開始

毎日ゆっくりと、その方のペースに合わせて、少しずつ社会復帰できるように活動していきます。 当施設の専門員とともに、様々なプログラムで回復を目指していきましょう。

生活訓練プログラムは、2年間（24ヶ月）で卒業となります

• 0ヶ月～6ヶ月

  • ・目標設定
  • ・生活習慣を身につける
  • ・センターとの活動に慣れる
  • ・他者と交流し、孤立を防ぐ
  • ・2年後の進路、今後の希望の確認
  • ・未来に向けて希望の持てる支援計画の作成

• 6ヶ月～12ヶ月

  • ・他者との交流の中で、よりよいコミュニケーションがとれるよう練習する
  • ・日常生活を振り返り、課題があれば解決する方法を考え、実践する
  • ・日常生活における様々な対処技能を身につける
  • ・自分の病気と上手に付き合う方法を学ぶ

• 12ヶ月～18ヶ月

  • ・利用終了後の進路に向けた面談、個別支援計画作成
  • ・今までのプログラムを振り返り、十分にできている事、まだ必要としている点を明確にする

• 18ヶ月～24ヶ月

  • ・今後の進路を利用者、支援者ともに共有し、その進路に向けて必要な支援を行う

地域移行のための生活訓練、通所、WRAPによる社会生活復帰支援「リカバリーセンター かなで」

WRAP（ラップ）とは、Wellness（元気）、Recovery（回復）、Action（行動）、Plan（プラン）の頭文字を取ったものです。 毎日を元気で豊かに生きる、そして気分を乱すようなストレス状況への気づき、調子が悪くなったときに回復を促す行動プランのことを言います。 WRAPは精神的な困難を抱えた人達が健康であり続ける為の知恵や工夫を蓄積して作られたセルフヘルプツール、つまり自分で作る自分のためのリカバリープランです。