かなでの進化と未来

 
こんにちは。
梅雨に入り、じめじめしたと思いきや、一気に気温が上がり
夏の訪れを感じずにはいられない今日この頃になってまいりましたね。
メンバー、スタッフともに熱中症対策など、積極的におこなっていきたいと思います。
皆様もどうぞ気温の変化等に気を付けお過ごしください。

さて、先日かなででは職員研修会を行いました。

定例会議は月に1度行われていますが、今回はそれに加えて副センター長による研修が行われました。
今回はその様子をご紹介したいと思います。

研修テーマは「かなでの進化と未来」

このテーマをもとに、かなでの成長・支援の方向性を再確認し共有することを目的とし、実施しました。

ありがたいことに、かなでは今年で開設して5年目を迎えました。
始めは数人のメンバーからスタートしたかなででしたが、今ではおかげさまで1日あたり20人ほどのメンバーとともに毎日を過しております。

そんなリカバリーセンターかなでの軌跡、そして過去・現在・未来について学びました。

まず、かなでの企業理念は

「出会う人にたくさんの笑顔を届けよう。そして私たちも豊かになり、成長し、よりよい社会を目指そう」

を念頭に、活動しております。これは開設当初から、そしてこれから先も変わらぬ考え方です。

開設当初のかなでは一言であらわすと「寄り添い型」の支援を行うことを強みとしていました。
一人ひとりの声に耳を傾けともに歩む、小規模だからこそできる個別対応。
そしてメンバーからの「来れてよかった」といった声を中心に、成果把握としていました。
また、センター長森沢による地域に根差したネットワークを日々着々と確実にすすめていました。

そこから5年。

今現在のかなでは一言であらわすと「伴走型の支援」へと変化しました。
当初は生活訓練事業のみでしたが、今では就労継続支援B型施設・グループホームといった
多機能展開を行うことで、より一層メンバーに対し、柔軟に応えられるようになりました。

また、地域連携が発展し、病院や役所といった各関係機関とのコンタクトも円滑になり、
かなで以外の時間の生活全般もフォローできるようになりました。
メンバーと一緒にその人の人生を伴走していく。それが今のかなでの強みとなっています。

では、これから先のかなではどのように変わっていくのでしょうか。
未来へのキーワードは2つあります。

1つは
KPI -Kye Performance Indicator- →支援の成果や質を数値として客観的に把握するための指標
かなででは、通所日数や関わり頻度の可視化がこれを指します。

1つは
LTV -Life Time Value- →利用中だけでなく支援を終えた後も含めた“人生全体における支援の価値”を考える概念
かなででは、かなででの支援が終了した『後』の人生全体の豊かさに注目していきます。

この2つに留意しつつ、今後かなででは以下の事に取り組んでいきます。

【今後の方向性】

1. 安心と挑戦の両立(メンバーの主体性を尊重する支援)
 →安心の提供と挑戦できる自信への段階的な支援を行います。

2. 小さな成長の可視化と共有(記録・報告の強化)
 →一歩一歩の成長を見える化していきます。

3. 多様な外部連携(訪問・見学・家族の関与含む)
 →様々な団体との共創により、支援の幅を広げます。

4. 地域の中心としての発信と存在感の確立
 →他事業所・地域住民・行政をつなぐ中心的役割を担います

これらのことをかなで全体の目標とし、メンバーの未来そして地域の未来を牽引していくんだということを再認識し、
職員全体での士気がまた一段と高まった研修となりました。

5年目を迎え、これからも皆様への感謝の気持ちを忘れず、同時に地域へ感謝を還元できるような
施設として1歩1歩、進んでいきます。

今後も、あたたかいご声援をよろしくお願いします。

今回の研修資料はこちらにまとめているので
よければご参考下さい。 
職員研修会資料

お読みいただき、ありがとうございました。

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