こんにちは。
5月も気づけば後半に差し掛かり、あっという間に夏に近づいています。
かなでも最近エアコンをつけはじめ、夏がきたなぁと初夏を感じる毎日です。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
5月の豊かな暮らし講座では「自分の良さに気づく」をテーマに話し合いました。
読んでくださっているみなさんも、ぜひ一緒に考えてみてください。
まずはウォーミングアップをしましょう。
頭の中を「ポジティブ切り替え」していきたいと思います。
最近ちょっと嬉しかったことはなんでしょうか。簡単なものでも大丈夫です。いくつか書き出してみてください。
例えば「今日買ったパンがおいしかった」「朝起きたら気分がよかった」「いい天気で気持ちよかった」等
こういったことを思い出すことで、ポジティブ感情へのスイッチを入れることができます。
これでウォーミングアップは終了です。
本題の「自分の良さに気づく」に挑戦してみましょう。
まずは身近な人を思い浮かべてみてください。思い浮かべたあとはその人の「良いところ」をいくつか書き出してください。
「挨拶をしてくれた」「落ちたものをひろってくれた」なども立派な良さです。
書き出した言葉は、ぜひ本人や周りの人に言葉にして共有してみてくださいね。
次に、自分にあてはまる良いところをみつけましょう。
挨拶ができる、順番を譲れる、毎日欠かさず薬を飲んでいる、などなんでも大丈夫です。
そして「わたしのちいさな自慢」も考えてみてください。
「早寝早起きが得意」「なんでも挑戦しようとできる」「大きな声で話すことができる」など小さなことから大きなことまで考えてみてください。
この、自分の良さやちいさな自慢を考えるときに、ぜひ参考にしてほしいのが
「リフレーミング」の考え方です。
リフレーミングとは、同じ出来事を異なる視点から捉えなおすことをさします。
例えば「コップに水が半分しかない」という視点を少し変え、「コップに水が半分も入っている」と捉えることで
ネガティブな感情をポジティブな感情へ返還することができるのです。
みなさんが抱えている自分自身のコンプレックスや悲しい出来事もこの考え方によって
すごく明るいものに変わります。例えば
「失敗をしてしまった…」→「失敗するということは挑戦できたということだ!」
「なんで自分ばっかり…」→「自分にだから、できることなんだ」
「自分はネガティブだ」→「自分は人の気持ちや状況の変化によく気づくことができる」
など、一見マイナスに捉えがちな場面も、リフレーミングを用いることで自分自身の気持ちも明るくなることが期待できます。
もし、自分の良いところがなかなか見つからないときはぜひこの考え方を参考にしてみてくださいね。
これで「自分の良さにきづく」については終了となりますが、いかがでしたでしょうか。
難しかったですか?楽しかったですか?
かなでのメンバーは「人の良さをみつけるのは簡単だったけど自分となると難しかった」「難しかったけど、自分の良さに気づけたので
自分に対して優しくなろうと思った」「自分の良さに気づきそれを自分自身で認める事ができてよかった」と言った声があがりました。
日本人の思考の傾向として、つい自分に対しては謙遜してしまうことが多いのですが、ちょっと疲れたなというときに、ぜひ「自分の良さ」を振り返り自分って良い人間だ、と自分自身で思ってもらえたらなと思います。
この講座についてはこちらにまとめているのでぜひご覧ください。
20241008社会生活力プログラム.pptx2
最後までお読みいただきありがとうございました。