かなで読書クラブ〜オススメの本を紹介しよう〜
自分の「好き」を語り合う
リカバリーセンターかなでで、みんなで本の世界を楽しむ 「かなで読書クラブ」 をひらきました。
今回のテーマは「自分のお気に入りの一冊を紹介すること」。
このレクリエーションをしようと思ったきっかけは、メンバーと毎日交流する中で、みんな読書好きであることがわかったから。ぜひ、一人一人の本への思いをみんなに共有しあいたいなと思ったのがはじまりでした。
みんなに知ってほしい、自分の大切な思い出
それぞれが大切に思っている本を持ち寄り、身振り手振りを交えながら、思い思いに紹介してくれました。
中には「この本が自分の読書好きに火をつけてくれた」と素敵なきっかけを語ってくれるメンバーや「この本は今でも大切に本棚に置いてある」と教えてくれる場面もありました。
周りのメンバーたちもそれを聞き
「それ読んだことある!」
「おもしろそう、今度読んでみたいな」
そんな声が自然に飛び出し、笑顔とワクワクがあふれる時間に。
本をきっかけに、相手の好きなものや大切にしている背景を知ることができて、心の距離がぐっと近づいた気がします。
本を通じて広がるつながり
読書って、一人で静かに楽しむイメージがありますが、こうして感想やおすすめをシェアすることで「こんな世界もあるんだ」と新しい発見が生まれます。
好きな本を語る姿はだれもいきいきとしていて、聞いている側も思わず引き込まれてしまいました。 また、自分の「好き」をお互いに認め合えることで、新たな互いへの気づきや認知へのきっかけになったのではないでしょうか。
かなで文庫本に仲間入り
今回紹介された本の中から、いくつかを実際に購入して 「かなで文庫本」 として置いていく予定です。
これから少しずつ本棚がにぎやかになり、手にとる楽しみや、メンバー同士の交流がもっともっと増えていったらいいなと思っています。
おわりに
「かなで読書クラブ」は、本を紹介するだけでなく、心があたたまる交流の場になりました。
これからも、みんなで本を囲んで笑い合えるような、そんなやさしい時間を続けていきたいと思います。